YOKOHAMA RePLASTIC“プラスチック対策の取り組み”

YOKOHAMA FOOD LOVE“食品ロス削減の取り組み”

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カマン

更新日:2023.02.15

リユース容器のシェアリングサービス「Megloo」でゴミ削減

カマン

今回は、YOKOHAMA RePLASTICフォーラムに参加した株式会社カマンの「Megloo(メグルー)」の取り組みをご紹介します。

「Megloo」は、地域内の飲食店で共通のリユース容器をシェアすることで、テイクアウト時に出る使い捨て容器のゴミを削減するリユース容器のシェアリングサービスです。
使い方はとっても簡単。LINEの公式アカウントから対応店舗を検索し、「Megloo」の容器でのテイクアウトを予約。使用した後は、購入した店舗でなくても対応店舗や回収BOXに返却すればOKです。
テイクアウト時に毎回感じる、容器を捨てる罪の意識を感じることなく、美味しい時間と共に、優しい時間を過ごすことが出来ます。

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2021年10月20日のリサイクルの日に鎌倉市で実証実験を開始。1年間で、約2500食分のテイクアウト容器の削減、330キロのCO2削減に貢献したといいます。

株式会社カマンの善積 真吾(よしずみ しんご)代表取締役が「Megloo」の取り組みを始めたきっかけは息子さんの行動からだったそうです。
「息子が散歩中にゴミを拾ってくれて、保育園でそう習っていると聞いて感心した一方で、彼らにゴミだらけの世の中を残したくないと思いました。また同時にコロナ禍で自分自身もテイクアウトをよくするようになり、ゴミの量に驚いていました。実際にカップや弁当容器は家庭ごみの容積比で1/6を占めているそうです。この問題を解決しようとサービスを始めました。」

鎌倉での導入後は全国から問い合わせが相次ぎ、鈴鹿サーキットF1グランプリなどの大型イベントのほか、東京・墨田区の商店街での導入、渋谷区内でのデリバリーサービスとの連動による実証実験などを行っています。
「今後は横浜市内の企業、商業施設、スタジアム運営者、イベント主催者、商店街、飲食店などと話ができたら嬉しいです」と話す善積さん。「Megloo」という名前には、「容器が巡る」という意味とともに、「ごちそうさま」「ありがとう」という感謝の気持ちも地域でめぐるという思いが込められています。

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