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プラスチック対策の取り組みをお寄せください

プラスチック対策に関わる産官学プロジェクト ①

更新日:2025.03.28

株式会社エストネーション、株式会社ライプロンコーポレーション
再製品化の「地産地消」を実現

プラスチック対策に関わる産官学プロジェクト1

全国8店舗とオンラインで衣料品の販売などを手がけるエストネーション(東京都)。衣類の廃棄問題に注目が集まるアパレル業界ですが、同社の活動は衣類の回収だけにとどまりません。

ターゲットはバックヤードで扱うハンガーや衣類を包むビニールといった大量のプラスチック製品です。自社内で可能な限り再利用しても、一部は廃棄せざるを得ないのが実情です。同社サスティナビリティ推進室長の竹山賢さんは「まずは身近なところから無理なく解決に導けないかを考えた」と話します。

2022年3月にプロジェクトが本格始動しました。現在、横浜市瀬谷区のプラスチック専門のリサイクル業者、ライプロンコーポレーションと力を合わせながら再資源化に取り組んでいます。

ハンガーは再生原料の粒状素材「ペレット」へ。ビニールはライプロン社の再生緩衝材「エアープッション」となり、自社商品の運送時などに利用されています。新たな製品の材料として再利用する「マテリアルリサイクル」が実現しています。

ビニールに従来貼り付けていた品番シールは再生への妨げになるため廃止。素材ごとの分別などを含めて社内での合意形成に苦労したものの、竹山さんは「シールをなくせば、どの程度のコスト削減につながるか数値化したことも取り組みを進める原動力になった」と振り返ります。

プラスチック対策に関わる産官学プロジェクト1

リサイクルの「地産地消」が一つのキーワードです。首都圏に位置するライプロン社と連携したからこそ、細かなキロ単位での回収が可能になり、回収にかかる物流コストも軽減。持続可能な取り組みになりました。
この活動についてのフィールドワークに携わった関東学院大学の学生は「アパレル業とリサイクル業の両者が積極的にコミュニケーションを図っている点が印象的。地産地消という新たなリサイクルの形に可能性を感じる」とリポートしました。

「自社課題の出口戦略を築くことを通じて、環境問題の入り口自体を変えていきたい。光り輝く地域社会をわれわれのブランドでつくり上げていけたらと思っています」竹山さんは最後にこう結びました。

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