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Rio’s Plastic Bag

更新日:2024.09.17

食品や日用品のプラスチック包材で作る
Rio’s Plastic Bag

Rio’s Plastic Bag

Rio’s Plastic Bagは、実際に家庭で消費した食品や日用品のプラスチック包材(主にフィルム)で作ったスマホケースやトートバッグなどのオリジナルブランドです。親しみのあるお菓子などの食品や洗剤のパッケージは、とてもユーモラスだったり、オシャレだったりするので、使い方によっては面白いモノができます。しかし包材とひとことにいっても素材も大きさもバラバラで、パッケージデザイナーでもある制作者の新村さんは、『それにあったモノを作るのは試行錯誤の連続でした』と話します。

Rio’s Plastic Bag

Bagを作ったのは、7~8年前にごみ拾い用のおしゃれなピンクのトングを購入した際、トングの持ち歩き用の袋をポテトチップの袋を使って作ったのがきっかけでした。新村さんは、『とにかく家庭から出るプラスチックごみを少しでも減らしたい、何か価値のあるモノに再生させたい』と思っていました。新村さんは、それぞれのパッケージに込められた思いを、何か残せたり、違うカタチで使えたりしたら楽しいと思い、制作に取りかかりました。

『パッケージデザイナーならではの視点で集めた包材は、どこをどう使うかで見え方も変わってきます。役目が済んだら簡単に捨てられてしまうものですが、手を加えることで愛着のあるものに変わり、それを面白がって使ってくれる人がいることは、とても楽しく励みになります。』と新村さんは話します。また、実際に使うプラスチックは全体のほんの一部ですが、プラスチックごみの削減につながりました。

Rio’s Plastic Bag

新村さんはさらに、『今後、市内で開催されるイベントなどに出展してプラスチック包装容器の可能性を多くの人に感じてもらいたいと思っています。また、どれだけ企業がプラスチック削減に取り組んでいるか、どんな商品を選ぶとプラスチックごみ削減につながるかなどをわかりやすく伝えたいと思っています。』と話します。

新村さんは最後に、『この作品を通じて「プラスチック包装容器」に関心を寄せてくれる人が増えるようにもっと「価値のある」再利用に取り組むとともに、プラスチックを使わない、現実的な取り組みを広げていきたいと思います。』と締めくくりました。

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