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YOKOHAMA FOOD LOVE“食品ロス削減の取り組み”

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プラスチック対策の取り組みをお寄せください

株式会社ファンケル

更新日:2024.06.26

FANCL リサイクルプログラム

株式会社ファンケル

ファンケルは、「プラスチックが循環し続ける社会」の実現に向け、2021年7月から、使用済みの化粧品容器を回収する「FANCL リサイクルプログラム」を展開しています。

「自分たちで出来ることは自分たちで」をモットーに、直営店舗で使用済みの化粧品容器を回収し、特例子会社ファンケルスマイルが分解・洗浄・乾燥・粉砕作業を行った後、協力会社で植木鉢などにリサイクルしています。植木鉢は、当社の本社がある横浜市に寄贈し、花と緑のイベントや小学校での環境教育など地域の皆様にご活用いただき、環境貢献のみならずダイバーシティ&インクルージョンや地域貢献にもつなげています。

この取り組みは、開始当初6店舗でスタートし、徐々に店舗数を増やしましたが、そこには大きな課題がありました。

使用済みの容器を自主回収するためには、回収拠点である店舗所在地の自治体のご理解が不可欠だったため、約100の自治体とコンタクトをとり、回収した容器には資源としての価値があることを説明しました。段階的に各自治体からご理解をいただき、2023年11月にようやくすべての直営店舗(159店舗2024年3月末時点)で容器回収を実現することができました。お客様からは、「このような取り組みを待っていた」「店舗に使用済み容器を持っていきます」などたくさんの嬉しいお声が届き、約45,000名の方にご参加いただくまでに活動の広がりを見せています。

株式会社ファンケル

さらなる発展に向け、回収した容器を、生活の中で楽しみながらご使用いただけるようなアイテムとしてトートバッグとアクセサリーにアップサイクルしました。2024年5月16日から、一部の直営店舗と当社のファンケルオンラインで数量限定にて販売をしています。

将来的には、回収した化粧品容器を再び化粧品容器に生まれ変わらせる「水平リサイクル」を目指しており、資本業務提携を結んでいるキリンホールディングスと連携して実現に向けて取り組みを進めていきます。

担当者は、「これまでにたくさんのお客様にご協力いただき、回収量が着々と増えています。お客様への感謝の気持ちを込めて、生活でお使いいただきやすいアップサイクル品を作りたいと考え、トートバッグとアクセサリーを制作しました。日頃の生活で楽しみながら環境へ意識を向けるきっかけにつながれば、うれしく思います。環境保全活動は一人ひとりが意識して取り組む必要があります。引き続き、お客様とのコミュニケーションを大切に、より多くの方にご参加いただけるよう取り組んでまいります。」と想いを語りました。

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