株式会社八千代ポートリー
更新日:2023.11.29
環境配慮型ラベルを使用した「食菜卵」
横浜で養鶏業をはじめて今年で94年目(創業1929年)を迎え、首都圏を中心に卵の生産から販売までを手掛ける八千代ポートリーは、環境に配慮した取り組みを重視していますが、当時名刺で使用していたLIMEX素材を卵ラベルに使用したいとの思いで、環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業を行う株式会社TBMが開発した石灰石を使用したラベル「LIMEX Sheet」80μmをラベル素材に使用したナショナルブランド商品「食菜卵」を販売しました。ラベルの印刷は株式会社大阪シーリング印刷が行っています。
LIMEXは石灰石を主原料としているため、石油由来プラスチックの使用量を削減し、CO2を含む温室効果ガスの排出が抑えられ、原料に木材パルプを使用せず、製造時にも水をほとんど使用しないことから、水や森林資源の保全にも貢献できます。「鶏卵業界で初めてLIMEX Sheetを基材に使用した卵ラベルを出荷することができ、それによりプラスチック使用量とCO2排出量の削減に貢献できた」と、八千代ポートリー 経営推進室 副室長の
岩田さんは、「継続して環境に配慮した取り組みや、地域貢献に繋がる取り組みを重視していきたい」と締めくくりました。