NPO法人 海の森・山の森事務局
更新日:2023.02.10
3匹のおっさんによる「プラごみバスターズ」!
今回は、プラごみバスターズのメンバーとして活動されている、NPO法人 海の森・山の森事務局代表の豊田 直之さんからお話を伺いました。
豊田さんは、2020年4月より、神奈川県最西端の湯河原を出発して海岸線に沿って県最東端を目指し、毎月1回ごみ拾いをしながら神奈川県の海岸線435.09kmを踏破する「プラごみバスターズ」の取組みを行っています。
ごみを拾うだけではなく、ドローンを飛ばして海岸線のデータベースを作り、どの海岸にどのようなプラごみがあったのか、プラごみが異常に多い地域など、神奈川県のプラごみの実態を見える化しています。2022年12月現在、212.832kmを踏破し、回収したごみは、累計1383.827kgに達しました。
また、近年は、県内の小学校でも総合学習のテーマに海のプラスチックごみやマイクロプラスチック問題を取り上げるクラスが増えてきました。豊田さんも出前教室の依頼を多く受け、年間を通して総合学習のサポートもするようになりました。
今後は、2024年度中に活動のゴールとした多摩川の河口への到達、神奈川県沿岸のプラごみの分布や状態についての報告会、メディアを巻き込んだプラごみバスターズの取組や、企業・行政との連携した取組を目指して活動していきたいとお話しされ、強い意気込みを感じました。
「プラごみバスターズ」はボランティアの取組ですので、長く続けていくためのスポンサーとなってもらえるような企業、団体も募集されています。「プラごみバスターズ」の活動にご賛同いただける企業・団体の方はぜひご連絡してみてはいかがでしょうか?